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鉄道ジャーナル 2024年11月号 (通巻697)

特集:特急気動車の現状

振子特急南風 進化した振子気動車特急
2700系「南風」が象徴するJR四国の矜持
 鶴通孝(6〜23)

▽ 四国の特急列車といえば険しい線形をものともしない振子車両が思い浮かぶ。その看板だった2000系気動車が2700系に置き換わっているので活躍ぶりを見に出かけた。四国のJR線はともすれば地味な印象も受けるが新しい列車からは鉄道経営には過酷な条件のもとで懸命の経営努力を重ねてきた様子がうかがえた。果敢なチャレンジは頼もしい。[写真:久保田敦]

特急気動車 JR特急気動車の現状
 柴田東吾(24〜37)

▽ JR旅客各社のうちJR東日本を除く5社で特急形気動車を保有、各所の特急列車で使用している。ここでは、2024年現在で使用されている特急形気動車の概要と現状に触れるが、ディーゼル機関(エンジン)を使用するJR東海のハイブリッド気動車も含める一方、JR九州の特急「ゆふいんの森」などで使用される観光列車等は除いた。[写真:塩塚陽介]

はまかぜ

いま新しい使命を課せられた“兵庫県特急”
半世紀を超えて但馬路を結ぶ

キハ189系特急はまかぜ 土屋武之(40〜51)
▽ 特急「はまかぜ」は、大阪から神戸、姫路、さらには播但線を経由し浜坂、鳥取方面を結ぶ3往復の特急だ。福知山線経由の電車特急「こうのとり」なとも走るが、1972年の登場から経路を変えず気動車のまま、もう50年以上の歴史を重ねている。現在は2010年に投入されたキハ189系による運転。2021年3月のダイヤ改正からは全車普通車指定席となった。さまざまな顔を持つその近況を探った。[写真:松本洋一]

キハ189系改造の観光列車 まもなく運転開始はなあかり


シリーズ 凋落のメインライン 18.
日本海縦貫線残照
その3 奥羽本線・津軽線:秋田〜青森〜蟹田(三厩) 岩成政和 [写真:山井美希]

輸送統計に見る コロナ前後の都市鉄道 柴田東吾(55〜65)

鉄道150年こぼればなし 第3話
関ケ原の勾配緩和線 武田元秀


木造駅舎の証言 第101回 贄川駅(長野県 中央本線) 塩野哲也

【Economic & Business Topics】
JR西日本の保守で活躍、「人機一体」とはどんな会社? 大坂直樹

プラハ発欧州鉄道通信 (特別編)
 三つ巴の戦いが繰り広げられるチェコのオープンアクセス事情 橋爪智之

RAILWAY TOPICS

■京成の現行AE形が利用者5000万人を突破 ■北陸新幹線敦賀〜大阪間の駅位置公表 京都は3案
■熊本市交通局開業100周年で新型車両2400形導入 ■今秋終了の高崎のEL・DL カウントダウン運転
■JR西日本が「うれしート」拡大 JR神戸線と奈良線にも ■JR西日本のドクターイエローが最後の全検
■高架化される予讃線松山駅 特急も対面乗り換えに

山井美希の 鉄日和

BUS CORNER 鈴木文彦


思い出の列車 懐かしの名場面【10】(2006年11月号から再掲)
特急はまかぜ&臨時快速 余部鉄橋を行く
あまるべロマン 蛯原宏/猪井貴志


SL保存場 Vol.51 小岩井 山下大祐
テツの熱い論争 どっち派?車窓 VS うたた寝 梶本愛貴
終着駅から歩く旅 第10回 是政 中西あきこ
わたしの読書日記 [鉄道快適化物語][鉄道ダイヤ探究読本] 蜂谷あす美
2024年8月 運輸界のできごと 小林拓矢
あの日、この一枚 肥沼勇

◆WIDE LENS ◆次号予告/編集後記