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鉄道ジャーナル連載記事のさくいん

 「鉄道ジャーナル」の代表的な連載記事について、掲載号の一覧をまとめました。なお、ここに記載したバックナンバーについては、弊社に在庫のないものもありますので、ご了承ください。

 ○ 列車追跡シリーズ

 実際の列車の運転状況と利用状況を、列車の生い立ちや沿線風土とのかかわり、車両の特徴、乗務員等裏方の業務、車窓風景など周辺の話題を交えながらレポートする企画です。文章と写真を同時進行的に並列に配置する誌面構成も特徴で、臨場感あふれる記事となっています。鉄道ジャーナル創刊のころからの独自の企画で、これまでに数百本の作品を発表していますが、1998年以降の作品をご紹介します。

 ○ 鉄道各線の実態と問題を現地に見る/地方鉄道レポート

 旧国鉄ローカル線の廃止が進められた時期に対象各線の実態を現地に取材したレポートに始まり、その後、単一の路線から地域性や利用動向をもとに集約して広域的に紹介する現シリーズに発展しました。バス業界の実態と地方交通に造詣の深い鈴木文彦氏による取材・執筆で、路線の概要とともに、沿革、列車の運行状況と輸送状況、運営上の問題点や地域との関係、活性化対策への言及など、筆者ならではの幅広い内容と深い考察が魅力です。2004年1月号からは比較的短距離の行き止まりの路線に重点化して、「地方鉄道レポート」に模様替えのうえ継続しています。

 ○ 鉄道政策ニュースを読む

 鉄道と交通に関係する政府予算、鉄道整備に関する国、地方公共団体等の施策・財政措置、決算概況や経営上の問題点の指摘など、今日の実際の鉄道の姿と在り方をシステム的に論じる好企画です。政策論・経済論、鉄道の実態に詳しい佐藤信之氏の執筆。今日的な政策課題も随時取り上げています。

 2007年から、決算概況をはじめ鉄道会社の経営に関わるテーマを取り上げる場合、「鉄道経営を考える」シリーズとして分離しました。

 ○ 鉄道・軌道プロジェクトの事例研究

 鉄道整備に投入される公的助成の概要について、個々の事例から具体的に紹介する佐藤信之氏による連載。新線建設等に関わる計画の発祥から財政措置、着工から完成までのプロセスなど、最近の鉄道整備プロジェクトの実態を紹介しています。当初の、おもに助成制度そのものを対象とした連載から、未成線を含むプロジェクト全般の解説に進んでいます。

 ○ 日本縦断各駅停車

 普通列車で下りながら途中駅に下車し、駅長を訪ねて沿革と特徴、駅周辺の話題を聞いて、地域に根ざした駅のさまざまな物語を描きます。最近では都市圏を離れると駅長が預かる駅というものが少なく、都市圏の駅が主体となりますが、それも鉄道の今日の実態を伝えるものですし、そのほか、線区の普通列車の運転状況や沿線風景などで埋めてゆきます。

 ○ 電車まんだら

 線路の上を車両が走ることだけでも、原理や法則の上に、百数十年の経験に基づく技術が秘められていて奥が深いものがあります。この連載は、現職のエンジニアによる、車両技術を中心とした鉄道の基本的な仕組の解説です。2007年3月号から2009年2月号までの24回シリーズです。


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 20070918  list_01