鉄道ジャーナル 2024年10月号 (通巻696)
特集:有料着席サービス
ハイグレード座席サービス 何度でも乗りたい納得の理由
満を持して… 阪急PRiVACE 鶴通孝(6〜21)
▽ 阪急電鉄はこの7月21日、京都線大阪梅田〜京都河原町間の特急列車に座席指定車両を組み込み営業開始した。その名はPRiVACE(プライベース)。利用者それぞれに向けて個を尊重するスペースを提供する車両の姿はいかに。さっそく体験乗車に出向いたが、これが通勤電車かと思うと目を見張るばかりだ。[写真:久保田敦]
通勤輸送が大きな柱
ラッシュアワーの小田急ロマンスカー
土屋武之(22〜31)
▽ 2008年3月15日のダイヤ改正でデビューした、小田急の破天荒な地下鉄直通座席指定特急も、16年余りを経て運転本数も増え、すっかり定着した。ロマンスカーによるラッシュ輸送自体の歴史はさらに古く、高度経済成長期の1967年に始まる。以来、利用客は世代を越え、車両も新型へ更新を繰り返しつつ「座って通勤できる」サービスを提供。その嚆矢として、他社の手本となり続けてきた。[写真:塩塚陽介]
好調不調の違いはどこから
「乗らない」着席サービスを考える
柴田東吾(36〜55)
▽ 首都圏・関西など、都市圏の鉄道では有料の着席列車や着席サービスを提供しており、近年は着席サービスを新規に提供する路線が増えた。だが、こうした着席サービスも、路線によっては不振と言える事例がある。ここでは大手私鉄の着席サービスを中心に、不振とされる着席サービスに注目の上、考察することにする。[写真:塩塚陽介]
減車と時刻繰り上げ 東横線 Q SEATの変化を見る 小林拓矢
早くもサービス拡大
「うれしート」にみる有料着席サービスの新たな形
伊原薫 [写真:松本洋一]
シリーズ 凋落のメインライン 17.
日本海縦貫線残照
その2 羽越本線:新津〜秋田 岩成政和 [写真:山井美希]
新潟中心部の国鉄路線の変遷 岩成政和
再編が進む京成王国 佐藤信之
鉄道150年こぼればなし 第2話
吉備線は生まれ変わるのか 武田元秀
木造駅舎の証言 第100回 門司港駅(福岡県 鹿児島本線) 塩野哲也
門司港駅の復原 塩野哲也
【Economic & Business Topics】
JR東日本「JREバンク」は本業の鉄道と関係があるのか 大坂直樹
プラハ発欧州鉄道通信 2024/10 RAILWAY TOPICS 橋爪智之
◇RAILWAY TOPICS◇
山井美希の 鉄日和
思い出の列車 懐かしの名場面【9】(2010年5月号から再掲)
60年を超える歴史に幕
寝台特急「北陸」と夜行急行「能登」その記録と記憶 土屋武之
SL保存場 Vol.50 羽村 山下大祐
ひとり鉄 VS 家族鉄 梶本愛貴
終着駅から歩く旅 第9回 湘南江の島 中西あきこ
[「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか][鉄道インフラメンテナンス図鑑] 蜂谷あす美
2024年7月 運輸界のできごと 小林拓矢
あの日、この一枚 肥沼勇
◆WIDE LENS ◆次号予告/編集後記
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