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鉄道ジャーナル 2024年3月号 (通巻689)

特集:国鉄型鎮魂歌

国鉄型車両を解明 JR線を走る国鉄車両
国鉄型車両を解明
 1987年から37年間の変化
 国鉄時代の車両計画とは
 JRに承継された国鉄車両[電車編](6〜21)

中国・四国の国鉄型

中国・四国地方に残る「国鉄型車両」
 土屋武之(22〜29)

▽ 1949年に設立された日本国有鉄道は38年間存続し、1987年3月31日をもって分割民営化により解体された。そして国鉄を受け継いで発足したJR各社も、2025年をもって38周年を迎える。時の流れは早いもの。国鉄が設計 製造した車両は急速に姿を消し、最近ではJR初期の車両すら淘汰対象となっている。余命短い「国鉄型」の現在の状況を、西日本を中心に書き留めておきたい。 [写真:久保田敦/松本洋一]

氷見線・城端線の40系気動車  鶴通孝(30〜37)
▽ 富山県高岡から南へ29.9kmの城端線と北へ16.5kmの氷見線は、ともに国鉄型40系気動車の牙城としてクローズアップされる。立山を望む砺波平野や富山湾沿いの風景も美しく観光列車「べるもんた」も活躍する。その一方、両線をJRから地元第三セクターのあいの風とやま鉄道に移管する鉄道事業再構築の取り組みもいよいよ具体的に動き出した。 [写真:山下大祐]

引退近づく40年超えの国鉄特急形電車
特急「やくも」と381系の長い旅

国鉄電気機関車

JRで活躍してきた 国鉄電気機関車
 肥沼勇(44〜57)

▽ 1987年のJR発足時、電気機関車はすべて国鉄型で、旅客会社440両、貨物会社534両の多くを擁していた。それが36年を経た今日、勢力は1/7程度に縮小し、最終局面が近づきつつある。JRに継承された各形式の概要と、その後の環境や情勢の変化を整理してみた。


JR東日本の新幹線電車(2)
E5系/(JR北海道H5系) 柴田東吾

シリーズ 凋落のメインライン 12.
関西本線・参宮線・紀勢本線
(亀山−加茂、亀山−鳥羽・新宮) 岩成政和 [写真:山井美希]


木造駅舎の証言 第93回 大雄山駅(神奈川県 大雄山線) 塩野哲也

【Economic & Business Topics】
東急・堀江社長が語る「鉄道事業戦略」 大坂直樹


プラハ発欧州鉄道通信 2024/03(特別編) ウィーンからハンブルクまで営業初日をリポート
新型ナイトジェットが運行開始 橋爪智之

準備を急ぐ台湾の鉄道博物館 塩塚陽介

団塊世代にプレゼンする「日本再発見」 
歴史の町並みを歩く 第47回 奥美濃の城下町 郡上八幡の町並み 米山淳一


RAILWAY TOPICS

北陸新幹線金沢〜敦賀間開業で特急も大幅な変化 2024年3月16日ダイヤ改正

■鶴見線にストレート車体のE131系が登場 ■東武「スペーシアX」を増発 毎日6往復の運転に
■京都駅新橋上駅舎 2031年度供用をめざし大阪側に ■東京メトロ 8両化した南北線9000系を運用開始

RAILWAY TOPICS express
■能登半島地震で七尾線とのと鉄道に大きな被害 ■南海電鉄と泉北高速鉄道が2025年度に経営統合
■3月改正 大船渡線BRTは計画の専用道すべて完成 ■東京メトロ 駅アナウンスをスマホで視覚化
■関西のQRチケット乗車サービス 各社が導入 ■ロイヤルエクスプレスが四国で試運転

車両基地」 JR東日本 2023年11月 在来線車両のうごき


思い出の列車 懐かしの名場面 4(2010年6月号から再掲)
683系投入の陰で1往復が残った京総485系
 最後の北陸パノラマ特急

山井美希の 鉄日和

使ってみた鉄道アプリ Chapter-13 鉄道会社のアプリ 大丈夫かな? 阿部信行
終着駅から歩く旅 第2回 小島新田 中西あきこ
SL保存場 Vol.43 諫早 山下大祐
わたしの読書日記 [「青春18きっぷ」ポスター紀行][秘境駅のクローズド・サークル] 蜂谷あす美
2023年12月 運輸界のできごと 小林拓矢
あの日、この一枚 肥沼勇

◆WIDE LENS ◆次号予告/編集後記