鉄道ジャーナル 2023年10月号 (通巻684)
特集:花開く私鉄特急
伝統を受け継ぎ新たな価値を創造
東武鉄道 SPACIA X を体験
鶴通孝(6〜19)
▽ 東武鉄道は「日光・鬼怒川エリア」に向けた新型特急車両N100系「スペーシア X」の運転を開始した。これまでの100系スペーシアのブランドを受け継ぎ“アップデート”、東京と日光・鬼怒川、伝統と現代を“つなぐ”ことをコンセプトに新たなフラッグシップとして開発された。新列車ではどんなサービスが展開されるのか。話題のコックピットラウンジに乗車できるパックツアーを利用して体験した。[写真:久保田敦/山下大祐]
ロマンスをもう一度…
小田急電鉄特急電車の進む道 土屋武之 [写真:久保田敦]
近鉄「名阪」特急乗り継ぎ往復の旅 南謙治 [写真:山下大祐]
私鉄特急の現状 柴田東吾(36〜53)
▽ 2023年7月から営業運転を開始した「スペーシア X」こと東武N100系は、東武を代表する特急車両としての使命を担っている。東武以外でも大手私鉄を中心に有料特急が運転され、特急車両は「会社の顔」としての性格を持つが、最近では観光特急としてデザイン性に富んだ車両も見られるようになった。大手私鉄の有料特急を中心に、会社を代表する特急車両から観光列車の例を紹介する。 [写真:久保田敦/松本洋一]
水戸岡鋭治、創造の軌跡(前編) 橋本優子
既に実用化段階に達している
鉄道の自動運転 冷泉彰彦
シリーズ 凋落のメインライン 7.
山陽本線(福山−門司)、呉線、岩徳線
岩成政和(66〜85)
▽ 山陽新幹線博多開業は1975年3月。同時に実施された山陽本線在来線の昼行優等列車全廃というダイヤ改正は、東海道新幹線の開業時にも、またその後の東北・上越新幹線開業時にも見られなかったラジカルなものであった。それから約半世紀。山陽本線在来線の列車ダイヤが一段とリストラの度を加えている。そんな山陽本線西部の現状を、選択乗車が可能な呉線・岩徳線と合わせてたどることにした。 [写真:山井美希]
木造駅舎の証言 第88回 上臼杵駅(大分県 日豊本線) 塩野哲也
【Economic & Business Topics】
ハワイの新鉄道「スカイライン」は住民に受け入れられるか 大坂直樹
プラハ発 欧州鉄道通信 2023/10
RAILWAY TOPICS 橋爪智之
帰ってきた南阿蘇鉄道 宇都宮ライトレール開業 LRTとは何か? 佐藤信之 ◇RAILWAY TOPICS◇
思い出の列車 懐かしの名場面 1(2011年5月号から再掲) 月刊阪急 伊原薫 月刊京急 齊藤大起 山井美希の 鉄日和 使ってみた鉄道アプリ
全線運転再開を慶ぶ 鶴通孝 [写真:塩塚陽介]
■元新潟地区用のE127系が9月に南武支線デビュー ■宇都宮ライトレールダイヤ発表 最初は48分運転
[RAILWAY TOPICS express]
■北陸新幹線敦賀開業に向け車両走行試験を9月開始 ■上野動物園モノレール都が廃止届を提出
■「SLばんえつ物語」が1年ぶりに運転を再開 ■東武の「DL大樹」編成が会津若松まで試運転
■東海道新幹線の車内販売10月限りで終了
「車両基地」 JR東日本 2023年6月 在来線車両のうごき
異形のベテラン北陸路を去る 419系電車が定期運用を離脱
SL保存場 Vol.38 鳥取 山下大祐
[関東大震災と鉄道][国鉄時代の貨物列車を知ろう] 蜂谷あす美
2023年7月 運輸界のできごと 小林拓矢
あの日、この一枚 肥沼勇
◆WIDE LENS ◆次号予告/編集後記
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