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鉄道ジャーナル 2023年7月号 (通巻681)

特集:「列車種別」考

東武鉄道伊勢崎線 特急+急行・区間急行・準急・区間準急
東武鉄道伊勢崎線の列車種別を解明

 鶴通孝(12〜23)

▽ 特急・急行・準急といった列車種別は多くの私鉄各社でお馴染みだが、その位置付けや列車の性格にはそれぞれの違いがあり個性が感じられる。首都圏の鉄道から東武スカイツリーラインと東武アーバンパークラインをサンプルに現在の姿を眺めてみた。近年の変化も興味深い。[写真:久保田敦]

関東・関西大手私鉄 関東・関西 大手私鉄の列車種別を考える

 柴田東吾(26〜41)

▽ 関東・関西の大手私鉄では、さまざまな種別で列車が運転されている。JRの旅客列車の場合は特急・急行・快速・普通の4つを基に、快速に固有の名称を設定することがあるが、私鉄はさらに種類が増える。加えて時代が変われば種別も変わるところがあり、2023年に行われた各社のダイヤ改正・変更でも種別の改廃が実施された。数多くある種別の名称について考えてみる。[写真:塩塚陽介/松本洋一]

フルカラーLEDや液晶タイプでさらに見やすく
鉄道用行先表示器の進化

首都圏の二大国際空港はどんな列車で結ばれているのか
京急・都営・京成の列車種別“七変化” 土屋武之 [写真:塩塚陽介]


東武「スペーシアX」 東武特急 N100系SPACIA X

▽ 東武鉄道は浅草〜東武日光・鬼怒川温泉間に投入する新型特急車両N100系「SPACIA X(スペーシアX)」を報道関係者に公開した。新たな主力特急車として現在活躍中の100系「スペーシア」の登場から約33年ぶりとなるフラッグシップ特急車両。コンセプトは、乗った瞬間から「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」につながる車両。7月から運転を開始する。

わずか2.4kmに見どころ満載
うめきた地下新線をチェック 武田元秀

高山本線
シリーズ 凋落のメインライン 5.
高山本線

 岩成政和 (66〜83)
▽ 新型特急用気動車が全面投入されたばかりの高山本線を本シリーズに取り上げることには異論があるかもしれない。しかし高山本線は全線非電化単線、また国鉄末期の営業上の線路区分で地方交通線に分類された数少ない本線でもあり、ローカル輸送の衰勢に無縁ではないはずだ。観光シーズンを間近にした列島縦断山岳路線の現状を訪ねてみた。 [写真:山井美希]

シリーズ JRの新しい一般形電車 4
JR西日本 225系 柴田東吾 [写真:塩塚陽介]


木造駅舎の証言 第85回 由布院駅(大分県 久大本線) 塩野哲也

【Economic & Business Topics】
JR東海新社長が直面する数々の経営課題 大坂直樹

プラハ発 欧州鉄道通信 2023/07 RAILWAY TOPICS 橋爪智之


団塊世代にプレゼンする「日本再発見」 
歴史の町並みを歩く 第43回 瀬戸内 製塩の町竹原と港町御手洗 米山淳一

公文書でたどる鉄道裏史(24)
戦前にもあった上野のモノレール計画 草町義和

各駅停車日本縦断 5 [新潟〜小牛田] (2010年3月号より再掲)


RAILWAY TOPICS

北海道初のワンマン電車737系が室蘭本線で営業開始

■東海道・山陽新幹線に「S Work Pシート」導入 ■Osaka Metro心斎橋駅のリニューアルが完成
■瀬戸大橋線が開業35周年 4形式にヘッドマークも ■南阿蘇鉄道が熊本地震復旧区間で試運転スタート
■えちぜん鉄道「恐竜電車」が今夏営業開始 ■宇都宮ライトレールが全線で試運転開始
RAILWAY TOPICS express
■改正地域公共交通活性化及び再生法が成立 ■京阪淀屋橋の地下線延伸から60年
■上越新幹線 2030年代半ばに自動運転 JR東と西が協力 
■米坂線復旧費は約85億円 連休明けから地元に説明

車両基地」 JR東日本 2023年3月 在来線車両のうごき


月刊阪急 伊原薫

月刊京急 齊藤大起

山井美希の 鉄日和

使ってみた鉄道アプリ Chapter-5 鉄道アプリの見つけ方 阿部信行
SL保存場 Vol.35 下関 山下大祐
文学の中の鉄道 三浦綾子『塩狩峠』 原口隆行
わたしの読書日記 [Dの複合][不屈の春雷] 蜂谷あす美
2023年4月 運輸界のできごと 小林拓矢
あの日、この一枚 肥沼勇

◆WIDE LENS ◆次号予告/編集後記