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鉄道ジャーナル 2023年6月号 (通巻680)

特集:新横浜線開業

東急新横浜線 相鉄・東急新横浜駅開業

東海道新幹線直結で東急の輸送はどう変わったか
東急新横浜線 開業!
 土屋武之(12〜21)
▽ 東急新横浜線は予定通り2023年3月18日に開業し、相鉄新横浜線との相互直通運転を開始した。東急電鉄としては初めてのJR東海道新幹線直結駅であり、相模鉄道沿線から都内中枢部への通勤客の流入が期待できる新路線である。さっそく検証のため試乗し、主にダイヤ面での変化を観察。新幹線連絡駅として新横浜駅の“使い勝手”も体験してみた。[写真:塩塚陽介]

相鉄都心直通第二幕 相鉄の未来を拓く? 東京都心直通第二幕

 鶴通孝(22〜35)

▽ 首都圏の鉄道ネットワークがまた一つ大きく広がった。相鉄・東急新横浜線の開業により神奈川県の相模鉄道と東急線がつながり すでに東急と相互直通の関係を築いていた都心の地下鉄や埼玉県下の路線とも結び付いた。その一方 今回の直通関係は両側で二股にも三つ股にも分かれ複雑に入り組む運転系統が最大の特徴となる。実際を初日に見た。[写真:久保田敦]

首都圏のダイヤ改正から三題 武田元秀[写真:山下大祐]

ダイヤ改正で消えた? 名古屋鉄道名物、
名鉄岐阜発犬山経由吉良吉田行き 急行⇒普通⇒急行
 小林拓矢

うめきたエリア地下に東海道本線支線の大阪駅が開業


土讃線 シリーズ 凋落のメインライン 4.
土讃線(多度津−窪川) 岩成政和 (66〜85)

▽ 多度津〜窪川間198.7kmの土讃線は、起点付近と高知付近を除くと急峻な地形を次々と突破していく路線である。民営化後はJR四国の手で振子式特急の運行が開始され優等列車の速度は一変した。しかし1990年代には高速道路の建設が急速に進み高松や瀬戸大橋と高知が直結、さらに現在では徳島自動車道、明石海峡大橋を使ったルートが高知県と京阪神方面との間の物流の主流となるなど情勢はさらに変化している。ここではローカル輸送の現状を体験しながら土讃線の現状を見た。[写真:山井美希]

シリーズ JRの新しい一般形電車 3
JR東日本 E721系・E129系・E131系 柴田東吾 [写真:塩塚陽介]


木造駅舎の証言 第84回 東別府駅(大分県 日豊本線) 塩野哲也

【Economic & Business Topics】
震災から12年 東北で見えた新たな動き 大坂直樹

プラハ発 欧州鉄道通信 2023/06 ブラチスラヴァ周辺の鉄道 橋爪智之


リニア中央新幹線は なぜ南アルプスを抜けるルートに拘るのか? 佐藤信之

ローカル鉄道対策の新制度始動 楠木行雄

公文書でたどる鉄道裏史(23)
小田急都心乗り入れ線の顛末 草町義和


RAILWAY TOPICS

留萌本線石狩沼田〜留萌間廃止/石北線特急に283系

■JR北海道キハ183系の一般車が引退 ■JR北海道が北海道新幹線の320km/h化を計画
■九州の貨物機最新版EF510-301が運用開始 ■根室本線富良野〜新得間の鉄道事業廃止届を提出
■「成田エクスプレス」の車両デザインをリニューアル ■2024年に四国で「THE ROYAL EXPRESS」運転
RAILWAY TOPICS express
■JR東日本が羽田空港アクセス線の工事に着手 ■京阪中期計画でプレミアムカー増結観光列車も検討
■湖西線・草津線の113系・117系が全車撤退 ■JR東日本Suicaシステムをセンターサーバー方式に

車両基地」 JR東日本 2023年2月 在来線車両のうごき


月刊阪急 伊原薫

月刊京急 齊藤大起

山井美希の 鉄日和

使ってみた鉄道アプリ Chapter-4 JR西日本列車運行情報アプリ 阿部信行
SL保存場 Vol.34 伊豆 山下大祐
文学の中の鉄道 太宰治『たずねびと』 原口隆行
わたしの読書日記 [鉄道員という生き方][ローカル線で行こう!] 蜂谷あす美
2023年3月 運輸界のできごと 小林拓矢
あの日、この一枚 肥沼勇

◆WIDE LENS ◆次号予告/編集後記