鉄道ジャーナル 2023年1月号 (通巻675)
特集:東急ものがたり
新横浜乗り入れ、相鉄線直通が目前
さらなるネットワーク拡大も見えてきた東横線と目黒線を乗り比べる
再び生まれ変わる東横線
鶴通孝 (写真)久保田敦(8〜19)
▽ 東急東横線は関東私鉄の大都市通勤通学路線として代表的な路線であり、東急発祥の路線である目蒲線を大改良した目黒線とペアを組んで都心へ走る。深く根を下ろした実際の輸送の形がどのようなものであるか、最大の役割の朝通勤の列車で確かめてみた。
東急電鉄の車両 2023
柴田東吾 (写真)塩塚陽介(20〜31)
▽ 東急は8つの路線を運営している。2023年3月に9路線目となる東急新横浜線の開業を予定しており、東急新横浜線と関連する東横線・目黒線向けの車両の増備が行われたほか、田園都市線では車両の置き換えが進められるなど、車両の動きが活発な状況にある。ここでは東急の車両の現状と最近の変化をまとめた。
とうきゅう 戦後75年概史
岩成政和(32〜47)
▽ 東急電鉄は1922年9月2日の目黒蒲田電鉄設立を創業日として、2022年を100周年として祝った。新横浜線が開業する2023年は、戦時下に完成された「大東急」が解体され、新たな東京急行電鉄が発足した1948年6月の出発から75年の節目となる。現在の東急となってからの歴史、すなわち1948年からの75年間を振り返ってみたい。その事業は幅広いが今回は主に交通事業、なかでも東急が直接経営する東京西南部の鉄道事業を中心に記述した。
えらいぞ、只見線
武田元秀 (写真)山井美希(48〜57)
▽ 2022年10月1日、「平成23年7月新潟・福島豪雨」による災害以降運休が続いていた只見線会津川口〜只見間が、11年ぶりとなる全線での運行再開を果たした。再開直後に会津若松〜小出間を直通列車で往復するなどして車内や沿線の人々の表情も見つめながら、只見線を巡った。
JR貨物の新型機関車 [8:HD300] 柴田東吾
BRTひこぼしライン 2023年夏開業へ 鶴通孝
英国流 最速ディーゼル列車HST 塩塚陽介
木造駅舎の証言 第79回 上総鶴舞駅(千葉県 小湊鐵道) 塩野哲也
【Economic & Business Topics】
北海道新幹線「札幌延伸」2030年度末開業は大丈夫か 大坂直樹
プラハ発 欧州鉄道通信 2023/01 RAILWAY TOPICS 橋爪智之
ダムと鉄道(第4話)奥只見ダムと只見線 武田元秀/(写真)山下大祐
団塊世代にプレゼンする「日本再発見」
歴史の町並みを歩く 第40回 東伯耆の都 倉吉の町並み 米山淳一
私鉄沿線めぐり(12)
伊豆箱根鉄道「統合」81年の違いを見る 草町義和
さまざまに鉄道を支える企業・製品を訪ねる(6)
昇寿堂 柴田東吾
各駅停車日本縦断 2 (2010年1月号より再掲)
◇RAILWAY TOPICS◇
■嵯峨野トロッコ 秋の夜間ライトアップがさらに充実 ■H100形の観光タイプ 釧網線・花咲線用が就役
■新型「やくも」に投入 273系のデザイン決定 ■都営地下鉄で地震を想定した「異常総合訓練」実施
■リニューアル竣工 「ななつ星in九州」が営業再開 ■南海ラピート50000系の「泉北ライナー」が登場
■JR西日本がキハ189系観光列車のデザインを発表 ■JR東海 新幹線にグリーン車より上級クラスを導入へ
■JR4者がシーズン別特急料金見直し 最繁忙期を設定 ■京急・京成・北総・都営浅草線でダイヤ改正
「車両基地」 JR東日本 2022年9月 在来線車両のうごき
月刊阪急 伊原薫 | 月刊京急 齊藤大起
山井美希の 鉄日和
SL保存場 Vol.29 室蘭 山下大祐
[恐怖][新幹線100系物語] 蜂谷あす美
2022年10月 運輸界のできごと 小林拓矢
秩父鉄道写真コンテスト(SL部門)入賞発表
◆WIDE LENS ◆次号予告/編集後記
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