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鉄道ジャーナル 2019年9月号 (通巻635)


特集:JR特急電車

特急電車

JR特急電車2019 柴田東吾(12〜25)

▽ JR発足後、各社で独自の仕様の特急電車が作られたが、この30年間に登場した形式は25を超えており、各形式の概要を取りまとめた。なお、JR東海とJR西日本が保有する寝台特急用285系とハイグレード車両のE655系は別格として除き、すでに引退した車両(E351系、371系)および国鉄から引き継いだ車両も触れていない。

JR車両詳説
JR東日本 E257系電車 松沼猛

特集2:筑豊各線を歩く

日田彦山線

産業鉄道の面影と被災の現実
日田彦山線栄枯盛衰
 鶴通孝/久保田敦(34〜47)

▽ 日田彦山線は城野〜夜明間68.7kmにより北九州市と大分県日田を結ぶ。中間の田川市域を境に南北で利用の様子は大きく異なり、石炭輸送に始まる北部は今では北九州市の近郊輸送に、山越えの南側は利用が漸減したところへ「平成29年7月九州北部豪雨」で被災、現在に至るも添田〜夜明間が不通となっている。今回、国鉄型気動車が活躍する区間から代行バスで日田に至る全区間を観察するとともに、不通区間をめぐるJRと地元の協議の流れを追った。

筑豊各線

令和の筑豊各線をめぐる
 岩成政和/山井美希(48〜66)
▽ 国鉄〜JRの営業制度上の近郊区間のうち、唯一発足時から大幅に路線網を減らしているのが福岡近郊区間。これは国鉄分割民営化の前後、つまり昭和から平成に移り変わる前後に筑豊地区の路線の多くを廃止または平成筑豊鉄道に転換したためである。それから約30年、令和元年の筑豊各線はどうなっているのだろうか、訪ねてみた。

鉄道史の断面
九州の周波数統一と鉄道電化 岩成政和


Big Boy


驀進 BigBoy 松尾諭

150周年を迎えた アメリカ大陸横断鉄道
その過去・現在・未来
(前)ビッグボーイ復活の背景と大陸横断鉄道現在の姿
 冷泉彰彦


まさに佳境を迎えた
相鉄・東急直通線トンネル掘削現場を見る 鶴通孝/山下大祐


趣味のあとさき 第4回 ビネガーシンドロームの恐怖 名取紀之

✿連載 ミルクを飲みに行きませんか
 第16回: 
小海線+牛乳パン+オブセ牛乳 蜂谷あす美

団塊世代にプレゼンする「日本再発見」 
歴史の町並みを歩く 米山淳一
第20回 多良海道が育んだ肥前浜宿の町並み


木造駅舎の証言 塩野哲也
 第39回 足利駅(栃木県 両毛線)

されど鉄道文字 PLUS 中西あきこ
39.丸ゴシックの時代

【Transport REVIEW】運輸業界の出来事 09)
JR北海道は経営安定基金と決別すべき 枝久保達也

【Economic & Business Topics】
大手私鉄の2019年3月期決算 大坂直樹

鉄道車両技術のア・ラ・カルト 近藤圭一郎
 50)これまでの連載を振り返って

プラハ発 欧州鉄道通信 橋爪智之
 2019/09 EUROPE RAILWAY TOPICS


NEWS Close-up

RAILWAY TOPICS
 引退が迫る和歌山の105系 伊原薫
 相鉄・JR直通線で試運転スタート
 特急はるか増結用に271系電車新製

■伊豆急創業時の100系動態保存運転を終了 ■ロイヤルEXPの道内運転にJR東日本が電源車譲渡
■京急最後の4扉オール電動車の800形が引退 ■丸ノ内線 池袋から方南町へ6両編成直通開始
■銀座線渋谷駅を新ホーム化 年末年始に移設工事 ■阿武隈急行の新形式AB900系がデビュー
■富士急行6000系の開業90周年記念車両が登場

Railway Topics express

■東武のSL復元プロジェクト 修繕に向けボイラー搬出 
■新木場車両基地イベント 引退した千代田線6000系も展示
■釧網本線で集中メンテ 今秋に10日間日中運休 ■豪雨禍の芸備線 10月に全線運転再開の見込み

JR東日本「車両基地」2019年5月の動き


月刊阪急 伊原薫

新連載 月刊京急 齊藤大起

机上で見返す鉄道世界 佐々木龍
国鉄近郊形直流電車111系・113系・115系

現代の交通問題を考える
JR北海道経営の現状と支援 佐藤信之

電動貨車デトの世界 肥沼勇/久保敏

横浜シーサイドライン事故のその後 一部の訂正を含めて 永瀬和彦


いまさら訊けない… 初級カメラ講座 Chapter-3 撮像素子のサイズによる画角の違い 阿部信行
山井美希の鉄日和
わたしの読書日記 蜂谷あす美
2019年6月 運輸界のできごと 小林拓矢
◇ecotran通信 一般社団法人交通境整備ネットワーク
版画で綴る我が街小田急線七十駅(60)五月台 百瀬晴海

◆WIDE LENS ◆タブレット ◆次号予告/編集後記