鉄道ジャーナル 2018年10月号 (通巻624)
特集:北東北の未来
三鉄移管に復興の期待がかかる「海線」と
災害と過疎で悩み深まる「山線」
海山二つの顔の山田線
鶴通孝/久保田敦(17〜27)▽ 東日本大震災から不通が続いていたJR山田線宮古〜釜石間が三陸鉄道となって2019年春に復旧する。これを機に三陸は復興に弾みを付ける。JRが新線のように仕上げて開通を待つ沿岸区間の状況を、そして新幹線と三陸を結ぶ北上山地横断の路線を見ながら、海も山も苦しい状況の山田線の実態に迫る。
みちのくを駆ける 久保田敦
存外楽しめる秋田内陸線 森口将之
海峡ゆったどきっぷで訪ねる青函エリア
航跡にたゆたう 蜂谷あす美/米山真人
全通60年 二度の転機を乗り越えた
津軽線は今 土屋武之
イーハトーブ花巻から「鉄の町」釜石へ
軽便時代の面影を残す釜石線を行く 谷崎竜
十和田八幡平四季彩ラインの愛称のまま
古き佳きたたずまいの花輪線 杉山慧
北東北で活躍する701系電車さまざま
秋田港への大型クルーズ船寄港にあわせて運転
アクセス列車「あきたクルーズ号」 佐藤和博
JR車両詳説
JR貨物 EH500/EH800形式電気機関車 松沼猛
最後の活躍 愛知のDD51 杉山慧
都営浅草線5500形車両の概要 半田仁一
◆鉄道技術を読み解く
フリーゲージと軌間を考える 冷泉彰彦(82〜90)
鉄道の安全を考える 末永く確実な輸送を続けるために
潮崎俊也
新連載
月刊阪急 伊原薫(104〜107)
▽ 関西大手私鉄の雄、阪急電鉄。営業キロは143.6kmと近鉄・南海に次ぐ第3位だが車両数は第2位、そして旅客輸送人員はトップを誇る。京阪神を俊足で駆け抜ける特急、印象が少しずつ異なる3系統、そして何よりもマルーンカラーがその象徴とも言える“阪急ブランド”…。そんな阪急の魅力を連載でお伝えしようというのがこのページ。第1回は7月7日に行われた宝塚線系統のダイヤ改正の見どころをはじめ、被災した南茨木駅の現状、そして西宮北口駅クローズアップや阪急豆知識といった、ファン目線の話題をまとめた。
木造駅舎の証言 塩野哲也
第28回 新八日市駅(滋賀県近江鉄道八日市線)
されど鉄道文字 PLUS 中西あきこ
✿29.サインを支える
【Transport REVIEW】運輸業界の出来事
(7)夜行列車は復権するか 草町義和
【Culture & Japan Rail これもまた鉄道】
鉄友ノススメ 鍋倉紀子
【Economic & Business Topics】
JR西日本の新幹線トラブルは他人事では済まされない 大坂直樹
鉄道車両技術のア・ラ・カルト 近藤圭一郎
39)浮上式鉄道宮崎実験センターの思い出
プラハ発 欧州鉄道通信 橋爪智之
2018/10 市内交通よもやま話(1)
◇RAILWAY TOPICS◇
豪雨禍で貨物列車が山陰本線迂回へ
■東武20000系の改造車20400型が登場 ■国のJR北海道助成策決まる
■7月豪雨で被災した各線の復旧進む ■おおさか東線新大阪〜放出間の駅名決定
■「SLばんえつ物語」のC57不調でDLに変更 ■大阪モノレールが東大阪の瓜生堂延伸の特許申請
■京阪ダイヤ改正でライナー増発 ■JR西日本と丹鉄で「城崎・天橋立ダイレクト」運転
■与党プロジェクトチームもフリーゲージ断念
JR東日本「車両基地」2018年6月の動き
LRT宣言から2年
福井鉄道・えちぜん鉄道相互乗り入れのその後 清水省吾
■BUS CORNER バス交通の最先端をさぐる
西日本鉄道110周年記念復刻ラッピングバス 鈴木文彦
真島満秀 十年目の邂逅
MASHIMA POSITIVE STYLE 写真家真島満秀 線路脇のオフショット Vol.5 真島ゆかり
■趣味の鉄道写真 山井美希の鉄日和
◆貨車フリークのための 名古屋式チェック 第9回【名古屋南貨物駅】 小倉沙耶
少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景 平井宏司
蒸気機関車の時代
Overseas Railway Topics 秋山芳弘
2018年7月 鉄道界の出来事 小林拓矢
◇ecotran通信 一般社団法人交通環境整備ネットワーク
◆新刊紹介 ◆WIDE LENS ◆タブレット ◆次号予告/編集後記
〔おことわり〕 連載「ミルクを飲みに行きませんか」は休載します。
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