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鉄道ジャーナル 2018年5月号 (通巻619)

特集:車両色の流儀


京急1000形

京急ファインテックでの車体塗装の現場を見る
よみがえった京急の「赤い電車」
 土屋武之/杉山慧(18〜29)

▽ 身近な存在だけに鉄道はしばしば「イメージカラー」と結びつけられて語られる。京浜急行電鉄の「赤」も非常に印象が強い。ステンレス製車体の導入に伴い一時は赤のラッピングによって表現されていたが、このたび1000形17次車で全面塗装が復活。「京急らしさ」を取り戻すためあえて採用したと言う。車体塗装の現場を見てその意図をさぐるべく、京急ファインテック久里浜事業所で取材した。

小田急ロマンスカー

バーミリオンものがたり— ロマンスカーGSEの車体色
歴代のロマンスカーをデザインした
岡部憲明氏に聞く 鼠入昌史

▽ 3月17日、満を持してデビューする小田急ロマンスカーGSE。展望車両の大きな窓や直線的な車体のデザインもさることながら、なにより目を引くのが「バーミリオン」。ロマンスカーの伝統色とは言いつつも、大きなインパクトを持って受け止められた。建築家岡部憲明氏にVSEから始まるロマンスカーの「色」の物語を聞いた。

阪急正雀工場

自動塗装機と細やかな気遣いの手作業
阪急マルーンを塗る 鶴通孝/久保田敦(36〜47)

▽ 阪急電車のマルーンの車体色はその美しさが広く知られている。ダークで基本的には一色と単純ながら、その車体は人の姿を映す光沢があり高級なイメージを醸す。特別なことはないという言葉からむしろ日常の気の配りようが透けて見える。阪急電車の艶と気品が保たれる理由を知るべく、車体塗装を行う正雀工場を訪ねた。

 part 2:塗装とは 塗料とは その目的と機能

多彩なカラー JR東日本の特急電車

最後の国鉄特急色189系M51編成 まもなくラストラン
国鉄の車両色を振り返る

東武鉄道8000系リバイバルカラー
下町慕情・里山賛歌 大野義久

現代の車両色 ステンレス車体の進化を振り返る 鶴通孝

柔らかな輝き パール顔料を使った相鉄20000系

相模鉄道の新型通勤車両20000系の概要 関根雅人

【Culture & Japan Rail これもまた鉄道】
虹のあなた 静鉄新型車両A3003号&A3004号登場 鍋倉紀子

社会に還元される「色のデザイン」を拓くために— 道路と鉄道 橋本優子


写真

真島満秀が撮った17カット
風にのせた情念


【Economic & Business Topics】
並行在来線会社が抱える共通の悩み 大坂直樹

【現代の交通問題を考える】
地方の公共交通を維持するということ 佐藤信之

【Transport REVIEW】運輸業界の出来事(2)
マナーは「最近」の話なのか 草町義和

鉄道車両技術のア・ラ・カルト 近藤圭一郎
 34)空転再粘着制御(その3)

ロンドン発 欧州鉄道通信 橋爪智之
 2018/05 ロンドン地下鉄トリビア(7)

されど鉄道文字 PLUS 中西あきこ
 25.文字を照らす

木造駅舎の証言 塩野哲也
 第23回 鳩ノ巣駅(東京都 青梅線)

JR
北海道721系

JR車両詳説
JR北海道 721系電車 松沼猛


近江鉄道古典電機 解体の危機
元西武の電車群は改造で個性豊かに活躍

 伊原薫/塩塚陽介

RAILWAY TOPICS
 東急が新鋭2020系と6020系を並べて公開
 小田急 下北沢付近を最後に複々線全区間完成

■完成したN700S 日車豊川と浜松工場で公開 ■叡山電鉄が観光車両「ひえい」をお披露目
■JR北海道の電気式気動車H100形が落成 ■和歌山線・桜井線に来年春から227系を投入
■JR東日本の189系M51・M52編成が4月に引退 ■京浜急行の2000形が3月に運用終了
■大井川鐵道が元「やまぐち」号のレトロ客車譲受 ■西武鉄道 「ぐでたま」「拝島ライナー」「L-train」公開

JR東日本「車両基地」2018年1月の動き


団塊世代にプレゼンする「日本再発見」 歴史の町並みを歩く 米山淳一
第12回 酒都西条の酒蔵群と西国街道の町並み

✿連載ミルクを飲みに行きませんか 蜂谷あす美
知られざるご当地牛乳の滋味と味わい 第2回:浜中町営軌道編(上)

記憶に残したい鉄道百年の名場面

台湾虎尾のサトウキビ列車 寺田裕一

◆貨車フリークのための 
名古屋式チェック第4回【タンク車–その2】 小倉沙耶

■BUS CORNER バス交通の最先端をさぐる
緊急報告〜両備グループの問題提起 鈴木文彦


■趣味の鉄道写真 山井美希の鉄日和
少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景 平井宏司
2018年2月 鉄道界の出来事 小林拓矢
Overseas Railway Topics 秋山芳弘
◇ecotran通信

◆新刊紹介 ◆WIDE LENS ◆タブレット ◆次号予告/編集後記

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