鉄道ジャーナル 2018年2月号 (通巻616)
特集:蒸気機関車
山口線SL「やまぐち」号の先頭に C571との重連も披露
本線復活‼ D51 200
鶴通孝/久保田敦(17〜31)
▽ D51形200号機が、2年半におよぶ全般検査を経て新たな本線運転用蒸機として復活した。初営業は11月25日の山口線SL「やまぐち」号の牽引。翌26日はC57形1号機との重連運転も披露した。ここでは秋のシーズンに山口を訪れて列車を味わうとともに、ハンドルを握る乗務員や京都・梅小路運転区で復活整備に携わった検修係員にかずかずのドラマを聞いた。
やまぐち号から38年 さまざまな意図の下で
蒸気機関車復活運転の歩み
小林拓矢
乗客をもてなすそれぞれの工夫とは?
関東四大SLめぐり
土屋武之
高崎車両センターの客車7両 21世紀への適応と昭和の香り
「旧型客車」の真実 肥沼勇(48〜59)
▽ 高崎地区に在籍する7両の旧型客車はレトロ客車として親しまれ、地元の上信越線をはじめとしてJR東日本の地方線区で出張運転もこなす人気である。とはいえ車齢60年以上ともなれば、昔ながらの機能や設備を残した部分、あるいは現代の水準とするための改善箇所などが混在していることであろう。そこで、旧型客車のディテールを観察しつつ、その魅力にふれてみた。
走らせ方、操り方と、止める手順
蒸気機関車を運転する 肥沼勇
机上で見返す鉄道世界
(04)最新技術で蘇る現代の旧型客車35系4000番代 佐々木龍
NEWS CLOSE-UP
12月5日 JR発足30周年記念「JR7社共同企画スペシャルツアー」 出発
「カシオペア」E26系客車を上野駅からJR貨物EH500が牽引
VSEと並ぶシンボル車両
複々線完成の2018年3月改正でデビュー
ROMANCECAR GSE
小田急電鉄GSE70000形 お披露目
JR車両詳説
JR東海 313系電車 松沼猛
中央東線特急の再三の代替わり
E351系 晩秋の旅路
新型特急電車E353系量産車を見る
AVE S112/S103 バルセロナ〜サラゴサ
情熱の国スペインに吹く
時速300キロの風
佐藤栄介/塩塚陽介
JR東日本の
イギリスTOC(旅客列車事業者)参入
佐藤信之
【Culture & Japan Rail これもまた鉄道】
さよなら列車との別れかた 鍋倉紀子
【Economic & Business Topics】
「シーメンス・アルストム統合」の次に起きることは? 大坂直樹
鉄道車両技術のア・ラ・カルト 近藤圭一郎
31)主回路機器の技術開発の変遷(続)
ロンドン発 欧州鉄道通信 橋爪智之
2018/02 ロンドン地下鉄トリビア(5)
されど鉄道文字 PLUS 中西あきこ
✿23.文字でつながるネットワーク
木造駅舎の証言 塩野哲也
第20回 ケーブル坂本駅(滋賀県 比叡山鉄道線)
◇RAILWAY TOPICS◇
上野駅京浜東北線1番線へのホームドア工事を公開
■房総サイクルトレイン「B.B.BASE」まもなく営業開始 ■JR東日本が新型レール輸送車キヤE195系を公開
■アルゼンチンに譲渡された丸ノ内線500形が帰還 ■都営浅草線の新車5500形を「都営フェスタ」で初展示
■東京駅の駅前広場全面完成首都の新景観に ■上越新幹線速度向上に向けて走行試験実施
■JR北海道が2016年度の線区別収支を公表 ■山陽電鉄3000系の第1編成アルミ車が引退
■JR四国2600系が「うずしお」で定期運転開始
JR東日本「車両基地」2017年10月の動き
新連載 ◆貨車フリークのための 名古屋式チェック 第1回【赤ホキ】 小倉沙耶
失われた鉄路の記憶 35【最終回】
奇跡の里帰りを果たした 頸城鉄道 栗原景
◆RJ GALLERY
弘南鉄道のオールドタイマー 秋葉哲男
消えた地方私鉄 晩年の日々 寺田裕一
昭和の終わりに廃止されたローカル私鉄たち 第5回 岡山臨港鉄道
■BUS CORNER バス交通の最先端をさぐる
ダウンサイジングする鉄道代行バス 鈴木文彦
津軽海峡に80年の航跡を刻んだ青函連絡船を語り継ぐ
青函連絡船講演会 開催
■趣味の鉄道写真 山井美希の鉄日和
版画で綴る我が街小田急線七十駅(53)中央林間 百瀬晴海
少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景
国鉄時代回想(10)テルハ編
Overseas Railway Topics 秋山芳弘
◇ecotran通信
◆新刊紹介 ◆WIDE LENS ◆タブレット ◆次号予告/編集後記
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