鉄道ジャーナル 2017年12月号　（通巻614）

特集：日本海縦貫線

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大阪・青森5社10路線　各駅停車1泊2日1039.9km
日本海縦貫残照　岩成政和（18〜39） 

▽　日本海縦貫線は、大阪と青森を結ぶいくつかの路線をまとめて呼ぶ場合の通称である。このルートは　かつては日本列島縦走の旅客・貨物の大幹線であったが　日本海側への新幹線開業　そして長距離在来線列車の衰退で路線も列車も分断され　旅客輸送系統としては過去のものになってしまっているようだ。今あえて「日本海縦貫」にこだわってたどると何が見えるのであろうか。
 （写真）久保田敦／塩塚陽介／山﨑友也／山下大祐／山井美希

新在対面乗り換えが実現間近
新潟駅高架化工事の現状

　鶴通孝／山﨑友也（42〜49）
▽　日本海縦貫線のちょうど中間地点に位置する新潟駅では今　連続立体交差事業が佳境を迎えている。2018年の夏前には在来線高架の一部を使用開始する予定だが　これに伴うトピックが上越新幹線と羽越線特急「いなほ」の接続改善。同じホームの左右に接続列車同士が並び　階層の上下を経ずに乗り換えられる。計画の全体像と進捗の様子を見た。

日本海縦貫線の貨物列車を引き受ける
JR貨物 富山機関区とEF510

　鶴通孝／久保田敦（60〜69）
▽　日本海縦貫線大阪〜青森間の長距離ルートには富山場面で12往復　酒田場面で8往復の定期コンテナ貨物列車が走っている。その牽引を一手に引き受けてロングランを繰り返しているJR貨物富山機関区の38両のEF510形交直流電気機関車。機関車基地の一日を見聞しながら当地ならではの特色を探ってみた。

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JR車両詳説
JR東日本 キハ100系／110系　松沼猛

鉄道総研30年 研究開発のあゆみ
　芦谷公稔

パリ北部に開業 高加減速・最高時速100キロのシタディス・デュアリスが活躍する最新トラム・トレイン
TRAM11 EXPRESS
ル・ブルジェ〜エピネ・シュ・セーヌ 11km15分

　佐藤栄介／塩塚陽介（86〜93）
▽　2017年7月1日　パリ北部セーヌ・サン・ドニ地区にトラムの新路線が開業した。この路線に導入された車両がアルストム社製のトラム「シタディス」で　しかもトラムと近郊型車両の両方の特性を持つトラム・トレイン「シタディス・デュアリス」だ。

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◇RAILWAY TOPICS◇
N700Sの先頭構体とモックアップ公開
JR東日本が八戸線向けキハE130を公開

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京王電鉄5000系車両　大川晶

◆失われた鉄路の記憶（34）
大夕張鉄道・夕張線登川支線 変わりゆく町を見つめる6両の車両　栗原景

消えた地方私鉄 晩年の日々　寺田裕一
昭和の終わりに廃止されたローカル私鉄たち 第4回 加悦鉄道

■国鉄電気機関車の系譜 35
ED76形式

ヨーロッパ鉄道事情視察の報告 地方鉄道は投資で再生（2）
ザルツブルク州の2鉄道　宇都宮浄人

■BUS CORNER　バス交通の最先端をさぐる
三菱ふそう観光・高速タイプモデルチェンジ　鈴木文彦

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◆連載　木造駅舎の証言　第18回：通洞駅（栃木県 わたらせ渓谷線）…塩野哲也
◆連載　されど鉄道文字 PLUS 第21回 だれにもわかりやすく …中西あきこ
■趣味の鉄道写真　山井美希の鉄日和
少し前の昭和の回想　懐かしの鉄道風景　平井宏司
国鉄時代回想　9. 転車台編
Overseas Railway Topics　秋山芳弘
◇ecotran通信

※「版画で綴る我が街小田急線七十駅」は都合により休載します。再開時期は未定です。
※前回予告していました「机上で見返す鉄道世界」は都合により掲載を延期します。

◆新刊紹介　◆WIDE LENS　◆タブレット　◆次号予告／編集後記

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