鉄道ジャーナル 2017年11月号　（通巻613）

特集：昭和の電車 東京編

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なぜか心はずむ不思議。名残のロマンスカーで行く。
昭和の華 Luxury Super Express

　土屋武之／助川康史／古谷あつみ（24〜34）
▽　1980年（昭55）に登場した小田急LSE（7000形）は11車体連接車2本が健在だ。新宿〜箱根湯本間などの特急ロマンスカーで新鋭車に勝るとも劣らない快適さを保っている。デビューはすでに35年以上も昔のこと。21世紀の若者にとっては両親の青春時代の電車ということになろう。新型特急の導入も予定される今　昔懐かしい“昭和”の香りをもう一度味わってみようと「はこね」に乗った。

◆RJ GALLERY
LSE 6.1kmの細き道を踏みしめて　内田嘉男
 
 
活躍が続く昭和の電車 東京編
JR東日本 185系／205系電車　松沼猛

東急歴代車両の最多勢力 その現況と譲渡車両
東京急行電鉄8500系　編集部
 
 
昭和30年代生まれの名車がそこに
上信電鉄で活躍する西武電車
　富士急行を彩る京王電車

車両技術史上に輝く名車 半世紀前の量産1次車が健在
東京メトロ6000系　松沼猛／目黒義浩／塩塚陽介

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観光開発と震災復興、技術の伝承にねらい
　関係各社の熱い協力で実現した
東武鉄道SL「大樹」

　鶴通孝／山下大祐／杉山慧（68〜77）
▽　観光客で賑わう夏休みの8月10日　東武鉄道鬼怒川線下今市〜鬼怒川温泉間12.4kmを走る新たなSL列車が誕生した。ノウハウがまったく途絶えていた中　JR5社はじめ多くの協力の末に大手私鉄初の事業として実現したものだ。一見小ぶりなSL運転のようだが　そこに詰まった思いは大きい。

フランス西部に吹く新たな時速320キロの風
　TGV−Atlantique 延伸開業
PARIS - BORDEAUX 2H04 （パリ〜ボルドー2時間4分）
　佐藤栄介／塩塚陽介（78〜89）
▽　2017年7月2日　パリとフランス西部を結ぶ2本の高速線が同日開業した。LGV大西洋を延伸する形で　1本がボルドーへ　もう1本がレンヌへ。この2本の高速線をTGVは最高時速320kmで走行し　パリ〜ボルドー間は従来の3時間17分から最短2時間4分まで短縮された。開業日の7月2日　一番列車に乗るためパリを訪れた。乗客だけでなく　多くのメディア・関係者も集結し駅構内は人々でごった返す。

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◇RAILWAY TOPICS◇
大阪環状線の103系が10月3日に勇退
京阪特急指定席のプレミアムカー営業開始

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◆幻の鉄路をたどる（19）
羽越本線 日本海の脇でたたずむ複線化計画の名残　草町義和

JR北海道の路線再編について　佐藤信之

◆RJ GALLERY
悲運のマンモス 新世代機関車のパイオニア EF200　今泉博之

ヨーロッパ鉄道事情視察の報告 地方鉄道は投資で再生（1）
イタリア・ヴェノスタ鉄道　宇都宮浄人

ループ化から1年半 札幌市電の今　吉見宏

ヨーロッパの街角 トラムが走る風景
トゥールーズ　塩塚陽介

「みなと」も入って明治の電車から超低床車まで
乗っても撮っても楽しい 長崎の路面電車　宮川浩一

■BUS CORNER　バス交通の最先端をさぐる
高速バス2017　鈴木文彦

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◆連載　木造駅舎の証言　第17回：新旭川駅（北海道 宗谷本線）…塩野哲也
◆連載　されど鉄道文字 PLUS 第20回 九州駅名標案内 …中西あきこ
■趣味の鉄道写真　山井美希の鉄日和
少し前の昭和の回想　懐かしの鉄道風景　平井宏司
Overseas Railway Topics　秋山芳弘
◇ecotran通信

※「版画で綴る我が街小田急線七十駅」は都合により休載します。再開時期は未定です。

◆新刊紹介　◆WIDE LENS　◆タブレット　◆次号予告／編集後記

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