鉄道ジャーナル　2015年11月号　（通巻589）

特集：列車大研究

---

ブルートレイン最後の朝　57年の歴史に幕
　目黒義浩／村上悠太／久保田敦／山井美希（11〜21）

▽　2015年8月23日　上野〜札幌間の寝台特急「北斗星」の運転が終了した。同時に　1958年に誕生し最盛期には青森から鹿児島まで毎夜数十往復が運転されていた寝台列車“ブルートレイン”が全廃　数多の利用者の思い出を紡ぎながら走った長い歴史の幕を閉じた。

旅客会社が走らせる
　旅客列車以外の列車

　岩成政和（22〜35）
　

まもなく鉄道150年
列車と列車ダイヤの移り変わり　土屋武之

きぬ・りょうもう・快速　そして尾瀬夜行に乗る
東武鉄道長距離列車の現代事情

　鶴通孝／久保田敦（36〜49）

▽　東武鉄道には大都市通勤電車と一味違った「列車」が走っている。スペーシアに代表される特急と　それをサポートする日光・鬼怒川方面への快速である。運転時間は2時間を超え　中にはかつての国鉄長距離列車の雰囲気を味わえるものもある。だが時代の波にそれぞれ変化が求められている。

列車名を考える　〜その経緯と課題〜　須田 寬
　

消えゆく列車名標（ヘッドマーク）
▽　JR発足後はLED表示装置が台頭した一方で列車名が先頭正面に見当たらない特急車両も増えてきた。国鉄時代の「第1種・第2種列車名標」という正式な装置名や分類からはこれが必須であった空気も感じられるが　では現在は…と言うと　当時ほどの重要さが漂ってこないようにも思われる。列車をシンボライズする表示に　どのような変化が起きてきたのだろうか。

---

北海道新幹線で訓練運転がスタート
　

JR東日本・根岸線で起きた
架線垂下による輸送障害の技術的問題点

　永瀬和彦

---

【連載】　須田 寬　私の「鉄道人生」　（十六）

---

【日本の鉄道2015】鉄道建設・運輸施設整備支援機構
鉄道建設／鉄道助成／国鉄清算事業　独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構

BUS CORNER　バス交通の最先端をさぐる
路線バスの新たな潮流　鈴木文彦

中量輸送機関とLRT　佐藤信之

◆幻の鉄路をたどる（8）
今福線　観光活用を目指す二重の未成線　草町義和

「車両基地」　2015年7月の動き

---

国鉄鋼製電車の系譜〔50〕　事業用車（7）

◆歴史的橋梁を訪ねて　89
紀勢本線宮川橋梁　塚本雅啓／山井美希

◆RJ GALLERY
東北特急の末裔「あいづ号」　秋葉哲男

---

◆連載
ぼくの鉄道百名線（第17回）木次線の巻 　芦原伸
されど鉄道文字（第16回）モハ、クハ。　中西あきこ
版画で綴る我が街 小田急線七十駅　小田急多摩センター　百瀬晴海
鉄道写真は素敵だ “真島満秀の世界展” 第16回：有楽町駅界隈　長根広和
少し前の昭和の回想　懐かしの鉄道風景　久保敏
トラムが走る町　ナンシー　塩塚陽介
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◇鉄道エッセイ（75）鉄道と省営バス　…齋藤雅男
◇ecotran通信
Overseas Railway Topics　…秋山芳弘

◆新刊紹介　◆WIDE LENS　◆タブレット　◆次号予告／編集後記

　

＜＜ページの先頭に戻る