鉄道ジャーナル　2011年2月号　（通巻532）

特集：分岐駅の素顔　鉄路のジャンクション

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スイッチバック折り返しと只見線分岐　会津鉄道列車も乗り入れ多彩な動き
蒸気機関車の入換も見られる
磐越西線会津若松駅　土屋武之／久保田敦　（30〜41）

「新特急」再編も視野に　北関東の要として機能する
上越線新前橋駅の分岐と分併　伊藤丈志／鈴木康史　（42〜49）

新幹線福島駅の分割併合と標準軌在来線乗り場
山形新幹線がもたらした　新・在の分岐駅　土屋武之／久保田敦　（50〜57）

鉄路のジャンクション　分岐駅さまざま

最も稠密なるジャンクション
近鉄大和西大寺駅ウォッチング　北條敦／松本正敏　（64〜71）
▽　分岐駅は数あれど列車の動線がX状を描いて平面交差を伴う事例は限られる。さらに運転本数が多いとなればそれは「究極のジャンクション」ともいえよう。近畿日本鉄道の大和西大寺駅はこうした要素を十二分に備え　特急から新旧の一般車　さらに他社線からの乗り入れ車両が視界から消えることなく動き回っている。

123年目の要衝　東海道・山陽本線と日本海縦貫線の接点
米原駅24時　RJ取材班／山崎友也　（72〜87）
▽　滋賀県の琵琶湖東岸に位置する米原駅は屈指の分岐駅に位置付けられる。古今　東海道の重要度は言うまでもないが北陸線も日本海への最短ルートだったことが明治の早い段階に建設された理由である。幹線輸送上の要衝として米原駅は開業から123年目を迎えるが時代の変遷を超えて今も坦々と務めを果たしている。現在の新幹線接続輸送とJR西日本のアーバン輸送における役割と動きを追った。

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八戸〜新青森間延伸で全通　東京〜新青森3時間20分に　青森・北東北の輸送を一新　波及効果も
2010.12.4　東北新幹線新青森開業　RJ取材班／久保田敦　（20〜29）
▽　2010年12月4日　東北新幹線八戸〜新青森が開通して全線開業を迎えた。新在直通運転を含めると東北6県中で唯一県庁所在地に新幹線が到達していなかった青森にとっては待望の日であり本州の背骨が完成した記念すべき日でもある。6時31分発の東京行き＜はやて12号＞を送り出す新青森駅の表情は華やかな歓迎ムードに包まれ沸き立っていた。

◆地方鉄道レポート　76
井原鉄道　鈴木文彦

羽田空港アクセスルートの経緯
東京モノレール羽田線・京浜急行電鉄空港線　佐藤信之

JR東日本　在来線列車無線に新たに導入したシステム　目片竜太郎

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RJ GALLERY　　SLばんえつ物語　晩秋を行く　久保田敦

【列車追跡】リバイバル
全国「客車ドン行」大追跡　北陸〜近畿編　（別冊No.12「客車列車1984」）

高千穂鉄道の「いま」を訪ねる　おばらけいこ

大阪南郊を走り続けて100年　レア・カラー塗装電車が行き交う阪堺電車　村上悠太

海岸線に沿って山口県　17　長門市から東萩へ　　吉野敦裕

■日本の鉄道2010
鉄道車両工業　社団法人日本鉄道車輌工業会生産動態グループ

◇新・鉄道百景　心の旅路　猪井貴志

長根広和が撮る 真島満秀「鉄道回廊」いまふたたび　2　東海道新幹線編

◇歴史的橋梁を訪ねて　48　東武日光線　利根川橋梁　塚本雅啓／村上悠太

◇私家版　上海地鉄指南 （4） 「喧騒の下町で生きる3号線」　　鍋倉紀子

◇私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します。　第3回

シリーズ◇世界の鉄道めぐり　110
ジャワ島中部の鉄道　　秋山芳弘

◇鉄道エッセイ　規程の整備や標準化による近代化　　齋藤雅男

◇文学の中の鉄道　夏目漱石　『草枕』　 原口隆行
◇車窓に熱中　　五十嵐竜一
◇国鉄電気機関車の系譜　21　EF15形式　（2）
◇少し前の昭和の回想　懐かしの鉄道風景　　久保敏
◇私の取材メモ…鉄道の周辺でいま起こっていること：　大混雑する列車と乗車効率の狭間　　鈴木文彦
◇ecotran通信
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Overseas　Railway　Topics　　秋山芳弘
BUS CORNER

◆新刊紹介　◆WIDE LENS　◆タブレット　◆次号予告／編集後記

※連載中の「日本縦断各駅停車」および「鉄道の町の記憶」は休載とさせていただきました。

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