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= = = = = = = = = = = = = = ○一般テーマ・連載 |
◆地方鉄道レポート 12 JR西日本 宇野線 鈴木文彦 = = = = = = = = = = = = = = RAILWAY TOPICS 台風災害により不通が続く高山本線飛騨古川〜猪谷間 大雪に復旧見込も定まらず |
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◆RAILWAY REVIEW 種村直樹 ◆少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景 久保敏 ◆Overseas Railway Topics 秋山芳弘 | |
◆鉄道・軌道プロジェクトの事例研究 38 どうすれば公共交通は活性化するのか Ilha Formosa 麗しき島―台湾 高速鉄路 建設のあゆみ(48) 齋藤雅男 |
●特集にあたって● 2005年3月に行なわれるJRのダイヤ改正は新線開業や新列車誕生などの派手さはないが、品川新駅開業で勢いをつけた東海道・山陽新幹線が「のぞみ」ダイヤを充実させるなど、最近の施策を深度化する点が柱となっている。鉄道に一貫する流れは高速化に向けた取組みで、北越急行経由「はくたか」の160km/h運転車両への統一も実現する。だが、その反対に高速化の趨勢にそぐわない列車は、利用者の減少という最も明解な形で行き詰まりを告げる。誕生時は日本の文化の最先端であったブルートレイン「あさかぜ」「さくら」が、40年を経てついに消え去る。一方私鉄に目を転じると、小田急ロマンスカーの新車誕生や名鉄の空港輸送開始が大きな話題である。近年は合理化傾向の目立った私鉄特急だがサービスのあり方も問う新たなシンボル性に再び意が注がれた点は注目される。ダイヤ改正は各社ごとの方針が最もよく表われるポイントであり、誕生するもの、入れ代わりに消え去るもののそれぞれから、鉄道の置かれた時代が感じられる。今改正はとくにその感が深いようだ。 |
編集長:竹島紀元 |