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= = = = = = = = = = = = = = ○一般テーマ・連載 |
◆地方鉄道レポート 11 JR東日本 男鹿線 鈴木文彦 = = = = = = = = = = = = = = RAILWAY TOPICS |
■2005年3月改正で「あさかぜ」「さくら」廃止 | |
◆RAILWAY REVIEW 種村直樹 ◆Overseas Railway Topics 秋山芳弘 | |
◆鉄道・軌道プロジェクトの事例研究 37 シリーズ◆世界の鉄道めぐり 39 インド (前) デリーとアグラ 秋山芳弘 Ilha Formosa 麗しき島―台湾 高速鉄路 建設のあゆみ(47) 齋藤雅男 |
●特集にあたって● かつて列車の外部塗色は車体の保護が第一義であり色数は少なく、汚れを目立たせない重い色彩であった。それがやがて列車をアピールするツールとなって、明るい色が多用されるようになった。大都市圏のラインカラーも国鉄時代に始まり、クリーム色と赤の国鉄特急色は徐々に全国各地に広まって国鉄輸送近代化のシンボル的な役割も果たした。新幹線の白とブルーは近代感覚を満たしながら穏やかな日本の風景にも調和した。鉄道車両は大きさや長さによって存在感を発揮するだけに、車両の色も軽視できない面があり、それだけに無難に流れる傾向もあれば色を使って新商品を印象づけることにもつながった。JR発足後は、そうした動きがいっそう際立ってきている。最近の特徴的な傾向は新幹線に代表される白が備える清潔感への着目であろう。一方、塗装とメンテナンスの問題から通勤車両を中心に無塗装車両が趨勢となってきた。華やかさと単純化の狭間で、列車の存在を強く主張する一つの道具として、改めて色が着目される時期が訪れるのではないかと思える。 |
編集長:竹島紀元 |