|
= = = = = = = = = = = = = = ○一般テーマ・連載 |
列車追跡シリーズ-544 40年間走り続けた寝台特急「あかつき」の疲労 = = = = = = = = = = = = = = RAILWAY TOPICS■羽田空港第2旅客ターミナルビル開業で東京モノレール延伸 ダイヤを一新 |
■信越線運転再開 上越新幹線は12月28日全通 | |
◆RAILWAY REVIEW 種村直樹 ◆少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景 久保敏 ◆Overseas Railway Topics 秋山芳弘 | |
日帰り「Uきっぷ」駆け歩き シリーズ◆世界の鉄道めぐり 38 旧東清鉄道ルート 秋山芳弘 Ilha Formosa 麗しき島―台湾 高速鉄路 建設のあゆみ(46) 齋藤雅男 |
●特集にあたって● JR西日本アーバンネットワークにおける良質のサービスは、新快速の速達性や乗換え駅の利便性を筆頭に、全国的にも高い注目を集めている。しかし、事例はそこだけに集約されるものではない。関西では、もともと競合路線が多い土壌から一般利用者でも鉄道の各種サービスに対する関心が高く、めざとい。それだけに要望レベルが高いこと、これと対の関係として利用者の求めにそぐわない場合の批判や利用の逸走も他地域に比べると顕著な反応がある。これらが総合して、現状を生み出してきたと言えよう。大阪環状線には本来のターミナル駅にこだわらない直通列車が多数設定運転され、都市内鉄道の役割に都市間鉄道の役割をあわせ持たせている。また、中心となる京阪神エリアの幹線で高度化がほぼ完成の域に達したと見られる現在、そのレベル向上の取組みは周辺線区の快速輸送体系の整備から、さらにローカル輸送の変化へと波及し、私鉄の牙城であった以前の状況を大きく変貌させている。質を高めることで利用を促進する。サービスの原点を見る思いである。 |
編集長:竹島紀元 |