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○一般テーマ・連載 |
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「浜名湖花博」が開催中の遠州を乗り歩く― = = = = = = = = = = = = = = RAILWAY TOPICS |
■つくばエクスプレスのレール締結 | |
◆RAILWAY REVIEW 種村直樹 ◆少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景 久保敏 ◆Overseas Railway Topics 秋山芳弘 | |
◆電鉄 往年の名車をクローズアップ 7 小田急電鉄5000形 東京工業大学鉄道研究部 シリーズ◆世界の鉄道めぐり 32 Ilha Formosa 麗しき島―台湾 高速鉄路 建設のあゆみ(40) 齋藤雅男 |
●特集にあたって● 地方交通線をめぐっては大きく20年ごとの動きがある。1960 年代のモータリゼーションによって中小民鉄の多くが廃線となり、1980年代には国鉄の経営再建との関係で輸送量の少ない支線が「鉄道の役目を終えた」として、以後の維持については地域の選択に任された格好となった。廃止対象の特定地方交通線のうち約半数がおもに地元主導の第三セクター鉄道となって今日に続いている。それからおよそ20年。以前とは明らかに違う最近の動きは、JR・民鉄・第三セクターのいずれも地方交通線では輸送量が漸減し、一方では整備新幹線開業の陰で並行在来線という新たな地方交通線が発生した。鉄道離れの傾向のもとで大都市圏の大手私鉄においても廃止の事例が発生している。都市間・都市圏の幹線輸送を除いて鉄道の存立自体がきわめて危うくなっており、事態は深刻である。そのような状況で、関係自治体とともに市民の手で自ら地域の鉄道を支えようとする動きが強まってきた。経営支援にもさまざまな手法が模索されている。残したい鉄道であるならば地域社会で盛り立ててゆく時代になったと言えよう。 |
編集長:竹島紀元 |