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= = = = = = = = = = = = = = ○一般テーマ・連載 |
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= = = = = = = = = = = = = = ◆新連載 美しい風土 心地よい列車で綴る RAILWAY TOPICS |
■「ニセコExp」がファイターズカラーに | |
◆RAILWAY REVIEW 種村直樹 ◆少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景 久保敏 ◆Overseas Railway Topics 秋山芳弘 | |
大手私鉄の小さな径 15 近畿日本鉄道道明寺線・御所線 寺田裕一 シリーズ◆世界の鉄道めぐり 27 コペンハーゲン 秋山芳弘 Ilha Formosa 麗しき島―台湾 高速鉄路 建設のあゆみ(35) 齋藤雅男 |
●特集にあたって● 「一本列島」のキャッチフレーズの元に青函トンネルと瀬戸大橋がほぼ同時期に開通し、海峡を挟んだ国土の交通網が劇的な進化を遂げたのは1988年であった。とくに瀬戸大橋の場合は、もともと海運で盛んな交流があっただけに、橋を渡る通勤通学はじめ、日常の流動が生じてすっかり定着した。もともと本州と四国の双方に中小の都市が連なり、向き合っていたことが大きな要因である。しかし、それから16年を経過し第二・第三の架橋が道路専用橋として完成すると、本四連絡の鉄道は置き去りにされた格好で唯一のルートを頼りに生きてゆかなければならなくなった。防戦体制の中でできる限りの施策をとっているのが、現在の四国の鉄道の状況と言えようか。一方、派手さこそないが瀬戸内は温暖で穏やかなイメージをもつ。まだまだ知られざる魅力を発掘できる可能性があるように見える。海を挟んだ鉄道をつぶさに観察しながらたどってみると、その片鱗に気付かされるかもしれない。輻輳する航路に往年の鉄道連絡船を偲びながら、瀬戸内ならではの旅が満喫できる。 |
編集長:竹島紀元 |