9月号タイトル
 
表紙写真 久保田敦

鉄道少年の憧れ 京阪神の方向別複々線
時速100キロ超のデッドヒート 山崎友也

西:ゆったり京阪特急 東:地下鉄直通を柔軟に使い分け
民鉄の複々線 東西比較 鶴通孝/久保田敦/長根広和

1駅間でも奥の深い中部唯一の複々線
名古屋鉄道神宮前−金山間の詳細 杉浦誠/沖勝則

 東の1駅複々線 京成電鉄青砥−京成高砂間は一つの駅構内のよう

輸送力増強からサービスの多様化へ 
もう一つの複線の使い方さまざま 編集部

19世紀に始まる石炭輸送の名残
北九州の複々線を繙く(ひもとく) 平澤崇/中井精也

 

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○一般テーマ・連載

来春開業― 九州新幹線の800系電車
つばめ巣立つ
 鶴通孝/目黒義浩

◆鉄道各線の実態と問題を現地に見る 17
IGRいわて銀河鉄道
 鈴木文彦/沖勝則

九州新幹線800系

 

ある日突然、終着駅になった駅も― 中部の駅百選を歩き,遊ぶ 3 種村直樹

三たび転進した JR西日本の485系パノラマグリーン車とその一党 三浦衛

◆新型車両プロフィールガイド
JR西日本 キハ121系一般形気動車 松岡成康/徳田健

◆鉄道政策ニュースを読む
「平成14年度」大手民鉄の決算 ―東日本編― 佐藤信之

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RAILWAY TOPICS

 

■再登場するドラえもん列車 781系で運転
■仙台にジョイフルトレイン「こがね」登場
■秋田新幹線の降雨対策強化で運転規制緩和
■夜行快速「ムーンライト」に583系と189系
■165系リバイバル列車を中央本線で追加運転
■吾妻線改修によるトンネル工事に新掘削機
■大井川鐵道のC11形190号機 営業運転へ
■えちぜん鉄道 部分開業前に各線で試運転
■ブルーリボン賞にアーバンライナーnext
■関門間のJR貨物EF81形運用 「なは」も牽引
■函館駅が卵形塔をもつ新駅舎でオープン
■東海道・山陽新幹線のN700系を発表
■JR西日本 京阪神間緩行線を120km/hに
■金沢貨物ターミナルが着発線荷役駅に
■ちほく高原鉄道 バス転換の瀬戸ぎわに
■近鉄特急チケットレスサービス 全線に


RAILWAY REVIEW 種村直樹

RJ FLASH/RJ ESSENTIAL

◆鉄道技術コラム 吉川文夫

◆少し前の昭和の回想 懐かしの鉄道風景 久保敏

Overseas Railway Topics 秋山芳弘
 

シリーズ◆世界の鉄道めぐり 21 地下鉄宮殿モスクワ 秋山芳弘

拡大する軌道共有と郊外直通サービス 
カールスルーエのLRT 服部重敬

朝鮮半島 軍事分界線を越えていた4つの鉄道 3. 金剛山電気鉄道 小牟田哲彦

ベルリン→クラクフ758km IC「ヴァヴェル」で行く ポーランドへの旅路 東原昭彦

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◆鉄道・軌道プロジェクトの事例研究 22 仙台空港鉄道の建設 佐藤信之

Ilha Formosa 麗しき島―台湾 高速鉄路 建設のあゆみ(29) 齋藤雅男

BUS CORNER

 

●特集にあたって● 複線鉄道を2組並べた線路配置を複々線と称するが、そのダイナミックさで都市鉄道の代表的景観を生み出している。複々線とする代表的な理由は3つある。第1は複線で限界に達した輸送力に上積みする場合、第2に性能や速度が著しく異なる列車をそれぞれスムーズに運行する場合、第3に異なる路線を並行させる場合である。ただし明確に分かれるのではなく、輸送力が逼迫してくると速度の異なる列車の運転が困難になるので実施に踏み切るというように、理由には重なり合う部分が多い。国鉄は古くから汽車と電車、旅客と貨物の分離を図り、高度成長期にも輸送力増強のため複々線化を進めた。JRはその財産をふんだんに活用する。私鉄では一部に古い例が見られるものの、事業費や用地問題で長らく足止めされていたぶん、最近の完成や工事中のものが多い。ところが、この間に需要の増大見通しがあやしくなり必ずしも線増が不可欠でなくなった。今後は、スムーズで余裕ある輸送を提供することに意義の重点が置かれ、各社にその手腕が問われることになろう。
 
編集長:竹島紀元
副編集長:宮原正和
編集部:
三浦衛 鶴通孝 杉浦誠
平賀尉哲 平澤崇
写真部:
沖勝則 目黒義浩
デザイン:
唯野信廣(唯野事務所)
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