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東北新幹線八戸延伸開業 12月ダイヤ改正の |
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RAILWAY TOPICS■トマムサホロエクスプレスが旧塗装でラストラン |
◆RAILWAY REVIEW 大切にしたい線路名称 種村直樹 ◆RJ FLASH/RJ ESSENTIAL ◆鉄道技術コラム 進行方向の一方向と双方向 吉川文夫 ◆Overseas Railway Topics 秋山芳弘 |
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大手私鉄の小さな径 2 西日本鉄道宮地岳線 寺田裕一 = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = BUS CORNER
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●特集にあたって● 鉄道車両は、鉄道各社がそれぞれの事情や方針にあわせた仕様で車両メーカーに発注し、生産されてきた。そのため車種は非常に多い一方、国鉄時代に量産された電車はともかく、最も小さなロットでは1両だけの生産というものもある。それだけにクルマや家電製品などと違って、ライン生産は不可能に近い。国鉄の分割民営化によって多品種少量生産の傾向とコストダウンの要請は一気に強まった。ところが、その傾向は車両メーカーを窮地に向かわせ、長引く不況と都市部でのモータリゼーションから車両新製を抑制する傾向も出てきて、窮状に追い討ちをかけている。欧米では、レディメイドタイプの車両生産がなされるとともに、生き残りをかけた企業の統廃合が進んだ。日本が輸出に活路を見出そうにも、欧米勢のスケールと戦略の前には苦戦を強いられている。一部の例を除いて、鉄道会社が自身で鉄道車両を生産するのはむずかしく、今後のためにはメーカーの動向にも気を配ることが必要になるかも知れない。同時に共通設計の車両開発の必然性も生まれてきている。 |
編集長:竹島紀元 |